エフスタイルさんのこと

今日は地元十日町キナーレにて2回目のてづくり市が行われています。今回は相方が出店してくれています。「いいなあ」と思いながら、私はいつものように布仕事。てづくりする日です。

昨年、この催しでエフスタイルのお二人と初めてお目にかかりました。「エフスタイル」という、土地のものと人を生かした物作りをされている人達がいる、ということは知っていました。「そんな人達がこの新潟にいるんだー」と勝手に鼻が高いような気分になって。遠くのすごい人と思っていたエフさんと初めてお会いして約1年。今はエフスタイルのぬかぽんがあります。名前は『温め袋』です。

ご縁があって一緒にエフスタイルぬかぽんを作りましょうという話をいただいてから、お二人が津南に来てくださったり、私が新潟市に行ったり。何度も会ってお話する中で思ったのは「物とそれを作る人を大切にしてくれる人だなー」ということでした。作り手にとって自分の作ったものをどんな風に触ってもらえるか、使ってもらえるかということは実はすごーく気になります。些細なことですが、手にとった物をぽいっと放られるとドキッとします。逆にそっと置いてもらえると嬉しい。エフさんはいつも優しくぬかぽんを触ってくれて、そして会うたびに「こんな風に使っているよ」ということをお話くださる。「よいものだから」と自信を持って作っているつもりですが、時々はへこむこともある。そんな時にいっぱい褒めてもらえるのは、やっぱりすごく励みになる。『もっとよいものにするために』のアドバイスも沢山いただきました。中途半端にしない姿は、適当人間の私にはとても刺激になります。

ぬかぽんは色々な面でとても手間のかかるものなのですが、それも全て承知した上で関わってくださるお二人に「この人達なら大丈夫だーちゃんと大事にしてくれる」と、まるで子供を嫁か養子に出す親のような心境でありました。

エフスタイルさんのぬかぽんは、中身ははつめ舎、布は亀田縞、それを縫ってくださる瑞さん。新潟満載!そしてとてもかっこいいのです。亀田の布を継いで作った袋は、ひとつとして同じ物はありません。袋を作る瑞さんのされる作業の大変さは、縫うことをする人間として少しは分かる気がして、そうやって見ると、やっぱりすごい!

エフスタイルの物を見たり、お二人とお話すると、その後いつも「おし私も頑張る!」って思います。

2010年10月17日 | カテゴリー:新潟 | この記事のパーマリンク

かきのもと

『かきのもと』ってご存知ですか?写真の食用菊のことです。白根のあたりが産地として有名です。妻有では出荷こそしませんが、自家消費用に栽培しています。花のガクを取ってさっと茹で水をあてた後酢、砂糖、塩の調味液に浸します。酢の作用でぱあっと赤みがでてきれい。しゃきしゃきとした歯触りと、菊のほろ苦さがなんともいえない秋の味。でも県外の方には意外と知られていない?味。

土地の人には当たり前でも、離れた所の人には馴染みのない野菜はけっこうあるようで、巾着茄子や夕顔(ゆうご)、それからなますうりなど。巾着茄子はその名の通り巾着袋みたいな茄子、夕顔はかんぴょうになる野菜です。干せばかんぴょうですが、生のものをみそ汁に入れたり、茹でて三杯酢に浸けて冷やして食べたりします。ちょっと冬瓜に似たようなお味です。それから、なますうりという呼び名は新潟だけなのかな?金糸かぼちゃ、そうめんかぼちゃと呼ばれることもあるようです。これはとても面白い野菜でして、ラグビーボール大のものを適当に切って茹でて皮から外すとぼろぼろっと解れて、まるで金糸卵あるいは黄色いそうめんのような状態になります。三杯酢でも美味しいですし、中華風に炒めてもいけます。「なんでこのいかつい子がこんなきれいになるかなー?」と見ていて楽しい野菜です。

新潟からの恒ちゃん野菜便のおかげで、今年の夏はほとんど八百屋さんに足を運ぶことなく、例年通りの夏の味で過ごすことができてしまいました。幸せもんです。おや、でも京都には京野菜ってもんがあるじゃないの!と、ちょっと損した気もする、野菜に対しては非常にどん欲な私でして、ならばおし、遅ればせながら京都の野菜探検を始めよう!と思っている近頃です。

2010年10月14日 | カテゴリー:新潟 | この記事のパーマリンク

今年の新米日

今日の午前中、いつものように布を測ったり切ったりしていたら「たきざわさーん」とヤマトのお兄ちゃん。手には重そうに『魚沼産コシヒカリ20kg』の文字が書かれた白い箱!来たよ来たよ新米ですよ!そわそわして、作業がはかどらない。ならばええい!と炊いて握って、せっかくのお天気なので、鴨川までひとっ走り。トイプードルの横で白飯握りを頬張った秋の昼でした。

午後は日頃お世話になっているあの方この方へ「新米ですよー」とお届けし、気がつけば夕方…。あちゃ今日の予定大崩れ、とちょっと反省。しかしタイミングよく?明日は雨。今日の遅れは明日取り戻す!と誰にともなくいい訳しながら、しかしやっぱ新米は美味いわ!美しいわ!と食べ過ぎな秋の夜でした。

2010年10月08日 | カテゴリー:新潟京都 | この記事のパーマリンク